プライベートも仕事も充実させたい!介護職で休みやすい職場を見つけるには?
「介護の仕事に興味はあるけど、休みが取れるか不安…」
「プライベートの時間も大切にしたい」
そう考えている方は多いのではないでしょうか。介護職はシフト制が基本ですが、実は施設や働き方によって「休みやすさ」は大きく変わります。
ここでは、プライベートを重視して働きたい方が、どのように求人を選べば良いかをご紹介します。
1. 施設の種類に注目する
介護施設には様々な種類があり、それぞれで働き方が異なります。プライベートを確保しやすい施設の特徴を理解しておきましょう。
- デイサービス・デイケア
- 日中のみの営業がほとんどなので、基本的に土日祝日が休みとなります。夜勤がないため、生活リズムを整えやすいのも大きなメリットです。
- 訪問介護事業所
- 利用者さんの自宅を訪問してサービスを提供するため、自分のスケジュールに合わせて働きやすいのが特徴です。特にパートやアルバイトとして働く場合は、勤務時間や曜日を柔軟に調整できることが多いです。
- 居宅介護支援事業所
- ケアマネジャーが勤務する事業所です。介護サービスを計画・調整するデスクワークが中心で、土日休みや残業が少ない傾向にあります。
入居型の施設(特別養護老人ホーム、有料老人ホームなど)は24時間365日の運営が基本なので、土日休みが取りにくい傾向にあります。しかし、シフト制だからこそ、平日に休みを取って人混みを避けて出かけられるというメリットもあります。
2. 求人票の「年間休日数」と「有給取得率」を確認する
求人を選ぶ際は、必ず「年間休日数」と「有給取得率」をチェックしましょう。
- 年間休日数
- 一般的な企業では120日程度が目安とされています。介護業界では110日~115日の施設が多く、120日以上の場合は休みが多めな職場と言えます。
- 有給取得率
- 「有給休暇取得実績あり」などと記載されている求人は、スタッフが休みやすい雰囲気がある証拠です。面接の際に、具体的な取得実績や希望休の通りやすさについて質問してみるのも良いでしょう。
3. 職場の「人員配置」と「雰囲気」を見極める
人手不足の職場は、急な休みが取りにくかったり、残業が多くなったりする傾向にあります。求人情報だけでは分かりにくい部分ですが、以下の方法で確認してみましょう。
- 見学や面接で質問する
- 「急な休みは取りやすいですか?」
- 「月の希望休は何日まで出せますか?」
- 「シフトはどのように組まれていますか?」
- など、具体的な質問をすることで、職場の実態が見えてきます。
- 職場見学をしてみる
- 可能であれば、実際に施設を訪問し、スタッフの表情や雰囲気を自分の目で確かめるのが最も確実です。活き活きと働いているスタッフが多い職場は、休みが取りやすい傾向にあります。
介護の仕事は、心身ともに充実した状態でこそ、質の高いサービスを提供できます。
自分に合った働き方や休み方を実現できる職場を選ぶことで、長くやりがいを持って働き続けることができます。求人選びの際は、今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。