介護職の正社員、ココが違う!パートとの違いとメリットを解説
介護職として働く際、正社員とパート・アルバイトでは働き方や待遇に大きな違いがあります。「どちらの働き方が自分に合っているのだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、介護職の正社員とパートの主な違いと、正社員ならではのメリットについて解説します。
正社員とパートの主な違い
項目正社員パート・アルバイト勤務時間原則としてフルタイム(週40時間程度)シフト制で、短時間勤務や曜日固定も可能給与形態月給制(固定給)が一般的時給制が一般的賞与(ボーナス)支給される施設が多い支給されないか、寸志程度の場合が多い昇給定期的な昇給がある昇給がないか、あっても少額の場合が多い福利厚生充実している(社会保険、退職金制度など)適用されない場合がある任される業務責任のある業務や、後輩指導なども含まれる担当業務が限定される場合が多い
このように、正社員は勤務時間や業務内容に責任が伴う分、待遇面で手厚いサポートを受けることができます。
正社員ならではの3つのメリット
1. 安定した収入と生活設計
正社員は月給制が基本となるため、毎月安定した収入を得ることができます。時給制のパートのように、シフトの増減によって収入が変動する心配がありません。
さらに、多くの施設でボーナスや退職金制度が整備されているため、将来を見据えた貯蓄やライフプランを立てやすくなります。住宅ローンや自動車ローンなどの審査にも通りやすくなるため、生活の基盤をしっかりと築くことができます。
2. キャリアアップとスキルアップ
正社員は、パートに比べて責任のある業務を任されることが多く、利用者さん一人ひとりに深く関わることができます。これにより、介護士としての専門性やスキルを磨く機会が増えます。
また、多くの施設では正社員向けの研修制度や、介護福祉士などの資格取得支援制度が充実しています。これらの制度を活用することで、着実にキャリアアップを目指すことが可能です。将来的には、チームリーダーやケアマネジャーといった専門職への道も開けます。
3. 安心して働ける充実した福利厚生
正社員は、パートと比較して福利厚生が手厚く、安心して働き続けられる環境が整っています。
- 社会保険(健康保険、厚生年金保険など)
- 雇用保険、労災保険
- 有給休暇
- 産前産後休業、育児休業
- 交通費支給
特に、病気やケガで働けなくなった際の補償や、将来の年金受給額にも影響する社会保険は、正社員として働く大きなメリットです。
まとめ
パートで働くことには、自分のライフスタイルに合わせて働けるという利点があります。しかし、収入の安定、キャリアアップ、充実した福利厚生を求めるなら、正社員として働くことを検討してみる価値は十分にあります。
介護の仕事にやりがいを感じ、「長く働き続けたい」と考えている方は、ぜひ正社員への道も視野に入れてみてください。